このHPは、現代芸術、現代美術(アート)について考えようと開きました。 「日本の洋画家」などというおかしな言い方があるように、日本の美術、芸術は、海外の表現スタイルを受け入れ、それを自らのものとすることによって成立してきています。それはこの国の人々が文化、芸術だけでなく、広く他の分野においてもなしてきたやり方だといえそうです。 現代芸術においては、先行するアメリカ現代芸術のスタイルがそのお手本でした。 無論、まねるということ自体が悪いというのではなく、スタイルの追従に走るあまり、あるいはそのスタイルに独自のニュアンスをつけくわえること、それが独自の表現を生むことだと短絡するあまり、当の表現を個人の時代に対する挑戦のあり様として、社会と表現の関係を深く理解することが後回しにされてきたことが問題といえるでしょう。それが、現在の停滞や後退をないまぜにした「芸術の混沌」の要因のひとつとなっている考えられます。 芸術表現を生むのは作家個人ですが、その要因を差出しているのは時代であり彼(彼女)が身を置く社会です。そこで私たちは、時代と社会の変化に目を向けつつ20世紀のアメリカ現代アートをとらえ直すことから始めました。 20世紀のアメリカ現代アートは、さまざまに花開く現在の芸術表現に対して、アカデミックな領域、意識するしないに関わらず、規範としての位置、を占めていると思われるからです。それは、ちょうどかつて日本が西欧化をめざした明治期にヨーロッパ古典、近代芸術がその規範、手本としてあった構図と似ています。 アメリカ現代アートがもたらしたものは何だったのか? 作家たちは、現代の時代と社会をどうとらえたのか? このような問いに始まる私たちの相互批判が芸術の進展をもたらす足がかりとなることを祈りつつ。
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河瀨 曻 展 「目と手のちょっと先へ」 -Before you catch a glimpse-

期間: 10月7日(土)15日(日) 、12:00-19:00 pm11日(水)
場所: せんびゃく堂画廊、〒110-0005台東区上野6-7-18tel:03-3831-3516
上野駅<小路口>より徒歩3分、昭和通り沿い
ギャラリー・トーク109日月 14:00-15:00

故郷長浜の子供歌舞伎の役者や風景、無心に遊ぶ子供、さらには日常の一隅にふと垣間見える原風景をとらえようと素描を試みた。
それらの仕事が絵画や立体「唄う人」などの表現を押し上げてくれているだろうか。素描約30点、絵画6点、立体8点を展示予定。
同時開催
向井 大祐 展 
ミレンコ・ステヴァノヴィッチ 展  塩出 麻美 展

河瀨曻展 展示する素描の一部を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鈴絵役の少年」38×50㎝ 2017

 

「朝日兄弟 」 43.7×62.7㎝ 2017

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「三谷旅館」59.4×69.3cm  2017

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「不忍の夕暮れ」  35.8×50.0㎝  2017

河瀬昇展 2015年企画 今、人はどこに向かうのか

河瀨 曻展
10月9日(金)~18日(日)12:00-19:00 14日(水)は休み
せんびゃく堂画廊 東京都台東区上野6-7-18 tel: 03-3831-3516
JR上野駅<広小路口>徒歩3分、昭和通り沿い
3部同時開催
①作 家 個 展 独自の展開をめざす作家たち
■河瀨 曻展 歩く人々を主題にした絵画、心に渦巻く願い希望不安をイメージ化した立体表現 河瀨のギャラリー・トーク 10月11日(日) 14:00-15:00
■オリガミックス展(上畠益雄 片桐勝利)  3Dプリンターを使って折り紙状の作品を制作展示 ■安原典子 銅版画展  銅版画の伝統的技法により現代の風景を探る。
■邵 立 展  現代における女性像の追究
②秋のエコール・ド・シモン人形展 四谷シモンと門下約20人が人形作品を展示
■ 四谷シモン
■ 赤松 和光 ■ 石田麻衣子 ■稲井 恒彦 ■上田 摂子 ■ 數井美知子 ■ 神田 光子 ■ 斎藤 修 ■ 斎藤 直子 ■ 齊藤 志保  ■ 酒井 晶子 ■ 佐藤 珠子■ 佐藤 久雄  ■ 菅原 光湖 ■ 鈴雪 ■ 高橋早葉子■ 竹内かおる ■ 田原 浩   ■ 千葉 美帆■ 平田佳奈子 ■ 真木 環   ■ 松山 智子 ■ 渡辺 悦子
③東京芸大油画院生展 芸大院生、研究生9名が個性的な表現を展開
■ 太中美由紀 ■ 李 菲菲 ■ 三瓶 玲奈 ■ 荒井 郁美 ■ 澤岡 布紀 ■ 塩出 麻美 ■ 劉 暢 ■ サム・ストッカー  ■ 山形 一生ƒnƒJ?ƒLcƒnƒJ?ƒLcweb用まどろみ3566CutSSƒnƒJ?ƒLc

2015年 展示の参加募集  せんびゃく堂画廊にて

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今回お誘いするのは、複数の展示スペースを使い、個展、グループ展などを同時開催するという企画です。あらたな表現をめざす有意の作家、作家志望の方を探しています。
絵画、立体、他ジャンルは問いません。
商業ベースの企画ではなく、画廊はスペースを無償で提供するのみです。
現在、参加予定は私を含めた数名です。
■ 場所:せんびゃく堂画廊 台東区上野6-7-18
7階建の画廊ビル 21m2から59m2までの13スペース
■ 時期:10月9日(金)から18日(日) (14日(水)は休み)
■ 出品料は無料です。
■ 搬入搬出、展示の設営は各自でお願いします。(つり金具などはあります)
■ 案内状や他のインフォメーションは各自でお願いします。
art-Link上野 谷中などの地域の行事企画に参加する可能性があります。
■ 参加希望の方は
A4 1,2枚に、経歴、作品例、制作のコンセプトなどをまとめたものを ご用意ください。
■ 申込締め切り:7月31日(金)
企画連絡先 河瀨 曻
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河 瀨 曻 個展 10月10日(木)-20日(日)

河 瀨  曻 個展 10月10日-20日 12:00-19:00pm -流れる水と遠い光が与えられたとして  その1-  

河瀬昇展 今、人はどこに向かうのか 2015年10月18まで せんびゃく堂画廊で開催中です。詳しくは他ページをご覧ください。
No103-2008年-水辺の少年-0001-M

 水辺の少年  2008  65×54cm

  人間の心の奥底にひそむものとは何なのだろうか? 誰もが抱える深い流れのような何か…。 河瀬は、絵画、立体、写真映像などを駆使し、現代人の抱える深淵に迫る。

 河 瀨  曻 ■1976          東京芸術大学大学院油画修了 ■1977 – 2012  都立高校美術教師 ■1996 –         公開講座「やさしい現代美術」開く
せんびゃく堂画廊 〒110-0005台東区上野6-7-18 Tel : 03-3831-3516 map-4■JR上野駅<広小路口>徒歩3分 ■JR御徒町駅<北口>徒歩4分 ■東京メトロ銀座線・日比谷線<4番出口> 徒歩2分 ■東京メトロ銀座線 上野広小路駅・日比谷線 仲御徒町駅・都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅   <A8番出口>徒歩3分

 

 

「たった1日でざっくり分かる 現代アートの歴史」2012

美術部 公開講座  by 河瀨 曻
「たった1日でざっくり分かる 現代アートの歴史」
下北沢オープンソースcafeでのweb上公開講座。
古典、近代から現代への芸術の流れを概括し、さらに現代美術の現状を解析する。
第1部から第3部までこちらからまでご覧になれます。(下方に入っています)
http://new.livestream.com/shimokitazawa-osscafe/art

2013 鬼吉プロジェクト ダンス・ダンス2 練習中

子鬼の鬼吉が呼びかけるダンスの集い。
皆さんのポーズを写メして送ってもらいそれらを描いて作品にしようというのである。ダンスのポースはもちろんだが、鬼吉には私たちの何気ないポーズさえもが踊りに見えているというわけである。これらの小スケッチ群は、まずは個々の素材として描きためたものである。